大人ニキビが治らないのには理由があります!正しいニキビケアの方法を知って繰り返す大人ニキビを治そう

大人ニキビがなかなか治らないとつらいですよね。
ニキビを隠すためにコンシーラーやリキッドファンデが手放せなくなってませんか?
ちょっと治ってきたかな?って思ったら、またすぐできてしまう繰り返す大人ニキビにうんざりしていることでしょう。
ひどい大人ニキビ・繰り返す大人ニキビを治す!からだの内側からのケアと外側からのケアまとめ
大人ニキビの中でも、頬やアゴにポツポツと1個、2個程度しかできない程度の軽い大人ニキビであればそれほど心配なく、朝晩の洗顔を丁寧にするだけでも自然と治ってきます。
しかし、頬全体に無数にできてしまうような大人ニキビがひどい場合は洗顔を見直す程度では改善してくれません。
本当にひどく膿がでてくるような大人ニキビの場合は、皮膚科への診療をまず考えてください。
皮膚科にて処方されたお薬で、まずひどい状態の大人ニキビの炎症を改善させるのが先決です。
ひどいニキビを治すには、ニキビ薬(ディフェリンゲルやクレアラシルなど処方薬や市販薬)と併用しながら自分でできる大人ニキビ対策(ニキビ用洗顔やニキビケア化粧品)も併用して早く治しましょう。
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これから紹介する自分でできる大人ニキビ対策は、たとえニキビが治ったとしても今後繰り返しニキビができないように予防にもなりますし、きれいな肌をずっと維持していくコツでもあります。
大人ニキビができてしまう原因にはからだの外からの原因とからだの内側からの原因があります。
それぞれの原因について思い当ることがあれば、実践してください。
ニキビの治療薬はあくまでも、今現在できてしまったニキビの炎症をすばやく抑え、ひどいニキビになるのを防ぐためでもあります。
今後、大人ニキビを繰り返さないためにも大人ニキビの対策や予防方法を知っておいてください。
大人ニキビができる外的要因と改善方法
枕カバーや寝具の汚れはニキビ・肌荒れの原因
枕カバーやシーツが汚れていると寝ている間に顔の毛穴に菌やアレルギー物質、酸化した皮脂などが刺激を与え、肌荒れやニキビができる原因につながります。
枕カバーやシーツ、布団カバー、夏場のタオルケットなどはこまめに洗濯して清潔に保ちましょう。
洗髪後に髪に残ったシャンプーの影響
普段使用しているシャンプーにもよりますが、合成界面活性剤や香料を多く配合しているシャンプーのすすぎが不十分な場合、おでこや肩、背中の皮膚に刺激をあたえて、ニキビができる原因になることがあります。
特に前髪をおろしているヘアスタイルやロングヘアーの方はシャンプー後のすすぎは念入りに行うようにしてください。
フェイスタオルの汚れは毛穴にばい菌が入りやすくニキビができやすくなります
洗顔後に使用するフェイスタオルや夏場など汗を多くかく季節に使うフェイスタオルの汚れも、お肌の炎症を引き起こしやすくニキビの原因につながります。
タオルも清潔なものを使うように心がけましょう。
毎日の洗顔やメイク落としがニキビの原因になることも
普段しっかりめのメイクをする方は、クレインジグの選び方や使い方によって、お肌に負担をかけてしまいお肌のコンディションを悪くしてしまうのでニキビができてしまう原因になります。
なぜクレンジングが大人ニキビの原因になるかというと、メイク落ちの良いクレインジングは皮膚の必要な皮脂までごっそりと落としてしまうため、乾燥肌を招いてしまうからです。
乾燥肌が大人ニキビの原因になることについては次の項目で説明いたします。
また、メイク落ちをよくするために合成界面活性剤を多く使っているので、肌への刺激が比較的強いのが特徴です。
クレンジングには時間をかけず(1分以内!)素早くメイク落としをして、お肌への悪影響を最小限に抑えるようにしましょう。
洗顔についても同様でメイクなどの油分までスッキリ落とせるような洗顔料は、洗い上がりがすっきりして気持ち良いですが、その分肌への刺激は強くなります。
ニキビができやすい人は、石けん素地がメインの固形石鹸タイプか天然クレイの洗顔料をおすすめします。
乾燥肌や混合肌のような肌質は大人ニキビができやすい
ニキビは皮脂が多い脂性肌の人にできやすいという印象があると思いますが、大人ニキビの場合は肌の乾燥が原因になることが多いです。
それは、乾燥肌によってターンオーバーが乱れて固くなった角質が毛穴を詰まれせてしまうことで、詰まった毛穴の中にアクネ菌が繁殖してしまうことによってニキビができてしまうからです。
混合肌の場合は、皮脂が多いTゾーン付近は青春ニキビと同じ原因でニキビができます。
乾燥する頬やアゴは角質の毛穴つまりや乾燥によるバリア機能の低下によって大人ニキビができます。
このように、肌質によって大人ニキビができやすい人は、ニキビケア化粧品など保湿重視のスキンケアに変えることでお肌の状態を改善していってください。
大人ニキビができる内的要因と改善方法
大人ニキビができてしまうと、どうしても洗顔やスキンケア、塗り薬ばかりに関心が向いてしまいやすいですが、実はからだの内面からの影響が大きいこともあります。
ストレスによってできてしまう大人ニキビ
ストレスが大きいとニキビができやすいくなるということを聞いたことがあると思います。仕事や人間関係のストレス、家庭内や子育てでもストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
実は、ストレスをからだが感じると肌の表面の温度が下がって肌冷えという現象がおきることが確認されています。
肌冷えがおきると、血流が下がってしまうためお肌を健康に保つための栄養素が不足してきます。すると肌のバリア機能が低下し肌荒れやニキビ、吹き出物ができてしまうのです。
ストレスを解消することが一番ですが、お風呂などで身体を温めたりマッサージをすることで血流を上げて肌荒れや大人ニキビを予防することができます。
睡眠不足も大人ニキビの原因になります
睡眠不足もお肌のコンディションを悪化させる要因として知られています。
もちろんお肌のコンディションが悪化することで肌荒れや大人ニキビができやすくなるのは言うまでもありません。
睡眠不足解消が一番の解決策ですが、なかなかできない場合はビタミン類を積極的の摂るなどお肌へ栄養が行きわたるような食生活を心がけて補うようにしましょう。
便秘はお肌の大敵!大人ニキビを引き起こす原因にも!
便秘がちな人は肌荒れしやすく、同時に大人ニキビができやすいというのは周知のことですね。
便秘になると、腸にたまったガスや毒素が排出されず、血液を通して体中に毒素がまわってしまいます。
すると当然お肌にも悪影響を及ぼし、肌荒れ、吹き出物、大人ニキビが出来てしまう原因につながるのです。
大人ニキビができやすい人で便秘に心当たりがある人は、便秘解消するだけで大人ニキビが治ってしまう可能性もありますので、ヨーグルトや納豆などの乳酸菌の摂取、野菜などの食物繊維の摂取を心がけましょう。
便秘がひどい場合は、便秘薬やビオフェルミンなどお薬に頼ってでも解消させることが大切です。
ビタミン不足が大人ニキビの原因にも
肉や野菜に多く含まれるビタミン類ですが、ダイエットをしたり、野菜の摂取が少ないと体の機能を維持するためにビタミンが消費されてしまい、皮膚や髪の毛、爪など末端までビタミンが行きわたりません。
ビタミン不足が続くと、爪が割れた少なったり、髪の毛にハリやコシがなくなるのと同時に、やはり肌荒れ、ニキビができやすくなります。
特に美肌ビタミンと言われるビタミンCやビオチンの不足がお肌に影響を及ぼしますので、積極的に摂取するようにしましょう。
生理前のニキビは誰もが一度は経験する大人ニキビ
生理前にできる大人ニキビは多くの方が経験することではないでしょうか?
生理前になると、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れ、普段より皮脂を多く分泌してしまうことがあります。
皮脂が多く出てしまうだけでは、直接ニキビができる原因にはなりにくいのですが、ほかの要因(毛穴詰まりや便秘など)と合わさって、大人ニキビができてしまう確率が上がってしまうのです。
毛穴が詰まってしまうことが大きな原因になるので、生理前は特に毛穴を詰まらせないような洗顔を心がけて、合わせて保湿ケアをいつもより丁寧に行うことで生理前の大人ニキビを防ぐことができます。
大人ニキビは1週間で改善できます
大人ニキビを治したり予防するために大切なことがあります。それは毎日の正しいスキンケアです。
ニキビ用の洗顔や大人ニキビ用スキンケア化粧品で毎日正しいケアをしていくことで1週間でお肌が改善し大人ニキビが解消していくことを実感できるでしょう。
大人ニキビ用スキンケア化粧品選びの際に注目するポイント
ポイントは『角質や皮脂、メイク汚れを毛穴に詰まらせないようにしっかり落とせるか?』
大人ニキビができてしまう大きな原因の一つがて肌の乾燥によって角質肥厚になり固くなった古い角質が毛穴に詰まって毛穴の中のわずかな皮脂で炎症をおこしてしまうことです。
毛穴の黒ずみが目立つ方は、特に毛穴ケアに効果的なクレイ(天然の泥)が入った洗顔料を使った大人ニキビ用のスキンケアで念入りに!
古い角質と同様に落としきれなかったメイクや皮膚の汚れが毛穴を詰まらせることも大人ニキビができてしまう原因になります。
毛穴に詰まった角質等を取り除くためには毛穴の中に入り込める粒子の細かい天然クレイを使った洗顔料やケミカルピーリングなどが有効です。
ただし本格的なケミカルピーリング等は刺激が強いものがあるので注意が必要です。
天然クレイは粒子が細かいことに加え、汚れや角質などを吸着する作用があります。
毛穴の奥まできれいにできて肌にとてもやさしいのも特徴で大人ニキビ用の洗顔料としては最適です。
大人ニキビは保湿することが非常に大切!保湿成分は何が入ってる?
大人ニキビは思春期のニキビと違って肌の乾燥による毛穴のつまりが主な原因の一つとなっています。
毛穴の黒ずみ汚れや詰まりを解消した後はしっかりお肌を保湿することで皮脂の過剰分泌を抑制でき、ニキビの悪化を防いだりニキビそのものを予防することにつながります。
保湿するためには水分を与えるだけではなく、しっとりと水分を保つことができる保湿成分をが入っていることが大切です。
ニキビ予防に有効な成分の配合も確認!
大人ニキビのケアは洗顔と保湿ケアが最も大切な要素ですが、繰り返すニキビをできにくくしたりニキビの炎症を抑える働きや大人ニキビ予防、肌荒れの予防が期待できる有効成分が配合されているニキビケア化粧品も多いのでチェックしておきましょう。
グリチルリチン酸ジカリウムやグリチルリチン酸ステアリル、ビタミンC誘導体などのほか、色素沈着したシミに効果があるといわれているハイドロキノンやヒドロキシチロソールなどの美白成分が入ったスキンケアも場合によってはチェックしてみましょう。
ちなみにビタミンCはニキビの炎症を抑える働きの他、ニキビ跡の色素沈着のシミを薄くする働きがあります。
これ以外にも化粧品メーカー独自開発のニキビ有効成分などもあるのでメーカーの販売ページをよく読んでみましょう。
大人ニキビの治し方とニキビが出来にくい肌を維持するコツ
- 洗顔には確実に毛穴の汚れや角質を落とす洗顔料を選ぶ!
- 大人ニキビのケアは皮脂を抑えるよりも乾燥から肌を守る保湿ケアが大事
- ニキビ予防と肌荒れを防ぐような有効成分配合のニキビケアが改善の秘訣
大人ニキビを治すためにはまず原因を知り根本を改善することが大切です。
自分のニキビがなぜできてしまうのかわからないまま間違ったニキビ対策をすることで余計に悪化させてしまうことがあります。
アゴや口の周り、頬などにポツポツできる白ニキビ、コメドができてしまうことや肌荒れしやすいのも間違った対策やスキンケアを行っているからです。
ニキビ治療用市販薬(クレアラシルやビフナイト)などでも赤ニキビや黄ニキビの炎症は治まりますが、一時的に改善したように見えても普段のスキンケアや生活習慣など根本的な改善ができなければすぐにまた再発してしまいます。
大人ニキビが治りにくいといわれたり、一度治ってもまた同じところに繰りかえしできやすいのは根本的な大人ニキビ対策ができていないためです。
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